私は、若い頃は先祖について、深く考えることはありませんでした。父が亡くなってから、やっと親や先祖、自分の存在、自分のいのちの源について、考えるようになってきました。今の自分を考えた時に、「父、母、そして、先祖がいたからこそ、“この自分”が今、生きているんだ」と思えるようになり、自然に「ありがとうございます」と感謝の気持ちが湧いてきました。
そして、家族、友達、職場、地域と、これまで自分と関わってくれた人たちとのたくさんの『聞く 語る』を通して、お互いに切磋琢磨して、前向きに生きていく、ということをつかんできたように思います。自分をふり返り、自分を知り、考え、人頼みでなく自分で行動する、自立するということです。
令和六年、気持ち新たに“喜びを感じながら、毎日の生活を楽しめる”活動をしていきましょう。
今年からの活動方針は、みんなで一緒に考え、つくりました。
在家仏教こころの会の教えは、法華経に基づいた『聞く 語る』父母双系の先祖供養仏教です。
自分の命の源である親・先祖と向き合い、人と関わり合う中で“自分”を見つけ、共にしあわせになる教えです。
『聞く 語る 気づく 動き出す』
積極的に人と関わり自分を見つめ、まっすぐ“この自分”を楽しもう!